ブランクを経て、看護師として復帰されたそうですね。

結婚して子供が生まれ、8年ほどお休みした後、復帰して3年目に入ります。復帰前は別の病院に勤めていましたが、休んでいる間に医療の現場もかなり変わってしまい、復帰するのはかなり不安だったのですが、こちらの看護部長さんに背中を押していただいて、やってみようと思いました。働き始めたら、先輩もよく教えてくださるので、自信もついてきました。きちんとできるようになった時は充実感があって、やりがいを感じながらさせてもらっています。子供もいますが、2交替で夜勤もしています。思った以上に家族が協力的で、また保育園にもお世話になりうまくやっていけています。できるかぎり続けていきたいですね。

現在の担当は？

今担当している一般病棟では、いろんな病状の方に対応しなければなりません。高齢で慢性期の方も多く、安定した状態が急変して焦ることもあります。症状が変わらない方もいますが、元気になって帰られる方を見ると、関わった自分としてもとても励みになります。日々、医師と看護師、理学療法士が話し合いの場を持ち、互いにコミュニケーションをとりあっていく場面も多いですね。看護師同士で勉強会の企画を立てて技術を磨いたりすることもあり、いろいろなことが勉強できます。

将来の目標は何ですか？

この病院には訪問看護ステーションがありますが、在宅看護もできるようになりたいと思っています。訪問看護は一人で回って、看護師でありながら医師の目も持って症状を判断しなければならないので、とてもやりがいがあると思います。

就職を迷っている人に背中を押す一言を。

まず一歩を踏み出すことですね。私も8年間、無理だと思って復帰しなかったのですが、やり始めると思った以上にまわりが協力してくれました。こちらの病院で復帰できたのは、先輩方のアドバイスがあって、環境が整っていたこともあります。ほかにも家庭を持ちながら働いている人が結構いますので、話も合うし、それも励みになっていますね。