放射線科
頚動脈超音波検査
頚動脈超音波検査の有用性
 プラークはエコー輝度、性状(均等・不均等)、潰瘍性病変の有無などで数種類に分類されます。中でも臨床的に特に注意を要するのは、内部エコー輝度の低いSoft型plaqueと、プラークの表面に陥没を有するUlcer型plaqueです。Soft型は出血や血栓の付着と考えられ、プラークの崩壊や血栓に注意が必要になります。Ulcer型はプラークの表面の崩壊による潰瘍形成と考えられ、この部分では出血による細かな血栓の形成と剥離が起こるといわれ、脳梗塞と関連が深い病変です。超音波所見の欄の上側のエコー画像がSoft plaqueで下側はHard plaqueです。
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